現場の声
デイケア室
精神科デイケアでのリハビリテーションは患者様の日々の回復を肌で感じることができます。患者様の笑顔を見るたびに、この仕事への誇りややりがいを感じます。
みやざきホスピタルは先生方との垣根も低く、患者様の些細な変化でもすぐに伝えようとする風土が根付いています。先生方も患者様のリハビリの状態を細かく聞こうとし、現場のさまざまな意見や報告を、医学的に検証し尊重してもらえる雰囲気があります。こういった風土があるからこそ、患者様の症状に変化があれば、主治医と即座に連携し対応できるため、質の高い医療が提供できるのだと思います。
医療相談室
精神科病院の医療相談室は患者様、ご家族、地域や病院関係者からの相談窓口です。必要に応じて患者様やご家族の方が生活していく上で不可欠な地域の関係機関とも連携をとりながら、不安や心配なことを皆様と一緒に考え、安心して療養し、一日も早く社会生活を送ることができるようにお手伝いしています。
最近は、患者様からの相談が多岐にわたり、時には即座に解決できない相談も少なくありません。しかし、患者様やご家族と綿密に相談を重ねながら、少しずつ課題解決に向けて進んでいくことに大きなやりがいを感じています。
作業療法室
当院の作業療法は手工芸、調理、音楽といった生活に根差したものから、芸術療法や季節の外出といった特別なものまで、多種多様なプログラムを患者様一人ひとりに合わせて提供しています。そのため、いろいろと準備することが多く大変ですが、患者様の笑顔や喜ぶ声が何よりのやりがいです。特に患者様から「今日何あるの?」と楽しみに待ってくださる声を聞くととても嬉しく思います。
そうした中で、活気とやる気に満ちた若いスタッフたちが、より充実したプログラムを提供できるようにと、日々試行錯誤しつつ努力しています。またチームとしての団結力も非常に強く、スタッフ一丸となって問題に取り組むうちに、互いに切磋琢磨し合い、作業療法士としてまた一段と成長が望める最高の環境です。