総合医療管理局の役割
- 医療安全管理体制の維持・防止・促進
- 患者様(ご家族)に対する包括支援のための統合情報管理体制の構築
- 電子カルテ運用における職員教育と情報収集や管理方法の構築
総合医療管理局 局長挨拶
総合医療管理局は、日々高まり続ける医療機関に対する社会からの要求に応え、患者様に質の高い医療を提供し続けていくため、平成24年9月8日に設立されました。
医療機関を運営して行く上で、特に医療安全の管理においては、リスクマネージメント体制を整え、医療が安全に行えるように努めていくことが重要になると思われます。精神科の場合、治療経過が長く家族関係が疎遠になりがちなことから、各部署間で共有できる患者様(ご家族様を含む)のデータベースを作成し、包括的支援を提供できるように進めていくことも重要です。
近年は質の高い精神医療へのニーズが高く、2014年、当院においても電子カルテが導入されました。そこで、先ずは職員が電子カルテに慣れて、運用ができるようになるための統合的なアシストが必要になってまいります。また、現状でのさまざまな問題点を見据えたシステム作りも重要であり、これまで個々の部署でしか動いていなかった部分(情報)を統合し、お互いの情報交換がより円滑に行われるようになれば、これまでよりも質の高い医療が展開できると考えております。
全ては患者様へ安心・安全な医療を届けるため、今後も努力してまいります。
総合医療管理局 局長 師山俊彦